『歴史上の人物が続々登場』生麦事件に材をとったと思しき外国人水兵救命外科手術の挿話と南方自らも罹患してしまい生死の間を彷徨う虎狼痢(コレラ)の挿話の二話が中心。南方の助手(助太刀)として虎狼痢との戦いに挑む橘咲や治療院の手伝いを申し出る小普請組旗本有志たち、西洋医学所で南方の講義に学びつつ筆書する大緒方洪庵の姿が印象的。末尾では坂本龍馬もいよいよ登場する。